中学生に葬儀社の仕事について授業をしました…

中学生に葬儀社の仕事について授業をしました…

*下記内容は、当社お客様や知人等に送っている配付物の内容です。
 
皆さま、こんにちは!令和2年になりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は美しい所作とマナーの向上を目標にしながら、葬儀業界をリードしていきたいと思っております!が…
所作やマナーの話はまた次回として、今回は他の話題で。
 
昨年話題になりました、若手人気俳優の菅田将暉さんが主演の学園ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』が、年末に一挙再放送で放映されていました。伏線に次ぐ伏線で【ながら見】の私には難しい話でした。
 
昭和47年生まれの私にとっての学園ドラマといえば…若葉台小学校の北野広大先生(水谷豊さん)が主役の『熱中時代』や、杉田かおるさんが15歳の生徒役で中学生で母親となり、あゆみという子供を産んでしまうドラマ、桜中学校の坂本金八先生(武田鉄矢さん)が主役の3年B組金八先生』
そして今注目のラグビーを題材にした学園ドラマ、校舎のガラスは割られ、廊下でバイクが爆走、今では死語のリンチが横行し、悪い生徒は先生の熱い鉄拳と涙で更生してゆく、川浜高校の滝沢先生(山下真司さん)が主役のスクールウォーズ』などが話が分かりやすく、少年時代の私は毎回楽しく放送を見ていたものです。
 
ちなみに私の実際の学園生活は、アニメマンガのトムとジェリー』(アメリカのアニメで、猫のトムとネズミのジェリーのドタバタ追いかけっこ物語)のように、先生と仲良く追いかけっこをして、最後に捕まり廊下で立っている日々を過ごしていたような…
少年時代の私にとって先生はウザい、しつこい、いやな存在であり、「勉強なんて」「学校なんて」と思っていました。
「先生ごめんなさい。今ではご指導頂いた皆様に感謝しております」
 
そんな私に昨年12月中旬、母校である中野区立中野中学校(旧中央中学校)の教壇に立つ話がきました!
それは『働く人の話を聞く会』というもので、中学一年生を対象に行う進路学習です。人はなぜ働くのか?働くとはどんなことなのか?を考える授業との事。
実は話が来た時に「自分には無理!少し時間が経ったらお断りしよう!」と思っていたのですが、断るタイミングを逃してしまい『長島あゆみ、母校の教壇に立つ!』ということになったのでした。
 
母校の可愛い後輩達に話す内容については、テーマがあらかじめ決まっていて
①現在の仕事の概要 
②その職業に就こうと思ったきっかけや、こんな性格が向いていたと感じたエピソード 
③働き始めて一番やりがいを感じた出来事 
④これからの社会変化に向け、自分が働き続ける為に心がけていること 
⑤講師の先生にとって『働く』とはどんなことですか 
⑥中学校の内に経験しておいた方が良いこと …という7つのことなのですが、
中学生にわかりやすく話をすることと、自分自身について振り返り原稿を作るというのは、なかなか難しい作業でした。
 
①について話を始める時に、大人でも知っている人が少ないのではないか?と思われる、言葉で表現するのは難しい『お葬式って何?』『お葬式の意味』『お葬式のやり方』を中学生に理解できるように説明するための原稿は、3日くらいかけてやっと出来あがりました。
お葬式の意味については、あすなろ通信一回分のボリュームがありますので、どこかの機会でお話をしたいと思います。
 
②③④と後輩達との距離感を縮めていけるように心がけ、ユーモアを交えながら笑顔で話をしたのですが、最近の中学生は真面目ですね…20人位の生徒達と話しましたが、私の冗談はサッと流されて少しさみしい思いをしました。しかし、真剣に話を聞いて真面目にメモをとる姿を見て、私も【和やかモード】から【真剣モード】に切り替え、話を続けることが出来ました。
 
⑤については、『働く=お金=日々の生活が出来ること』「後輩諸君が学校で学び、友達と遊び、部活に熱中することが出来るのは、親御さんが一生懸命働いてお金を稼いでいるから。親御さんのおかげで充実した学園生活を送ることが出来るのだよ。たまにはで良いので親御さんに感謝して下さい」と、自分の子供にも言ったことのない事を話しました。
 
⑥では「沢山失敗したり、恥をかいたりして下さい。その経験を生かし自身の耐久力を上げたり、知恵を付けることが出来ます。また自身が経験した事と同じような失敗をしそうな友達にアドバイスをすることが出来ます。そして失敗をしてしまった、恥をかいてしまった友達を助けることが出来るようになります」なんて話をしました。
 
『長島あゆみ母校の教壇に立つ!』は、100点を目指して挑んだのですが、自身の評価は65点でした。後輩たちに話したい内容は伝えたつもりですが、話の時間配分とギャグをスルーされたところがマイナス評価ですね。
この失敗を生かし、令和2年も頑張って行きたいと思っております。また、後輩達の力になれたらいいなぁ~。
 

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