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[お彼岸(ひがん)]について

[お彼岸(ひがん)]について

お彼岸について皆さんはどこまでご存知でしょうか。 迷いや悩みの多いこの世界、現世を此岸(しがん)といい、苦しみのない理想の世界、極楽浄土のことを彼岸(ひがん)といいます。 ※彼岸という言葉は、古代インド語の波羅蜜多(パーラミター)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」、つまり向こう岸ということです。     最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。 彼岸に渡るためには、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜(ろくはらみつ)」[布施・持戒・忍辱・精進・智慧・禅定]を1日に1つずつ修める日とされています。   「布施(ふせはらみつ)」 見返りを求めない応分の施しをする事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことで、布施行は物質だけではありません。   「持戒(じかいはらみつ)」 道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。   「忍辱(にんにくはらみつ)」 如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば、苦痛の多い現 代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。   「精進(しょうじんはらみつ)」 不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。   「禅定(ぜんじょうはらみつ)」 冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。   「智慧(ちえはらみつ)」 我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけてます。しかし貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。   6つの修行を日々の生活で行うことは難しい場合もありますので、特別な何かではなく、自分なりに出来ることを行えば良いかと思います。     -お彼岸の期間- 経典にある彼岸は、「西方十万億土の行方に…」と説かれています。 雑節の一つで、太陽が春分・秋分の日に没する真西の彼方にあるというところから、この日を中日とする前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)を彼岸と呼びます。 春分と秋分の日は、一日の長さがほぼ同じになります。また太陽は真東から昇り、真西に沈みます。 このように右にも左にも偏らない自然現象を、お釈迦様の説かれた教えと重ね合わせて、彼岸という日本独特の仏教行事になったといわれています。   -お彼岸を迎えるには- 彼岸に亡き人の霊を供養すれば必ず救われる、必ず極楽浄土に到達できるという大切な仏教行事です。 彼岸には、お仏壇を綺麗に掃除し、水やお線香はもとより、お花や故人の好物、季節の果物、彼岸団子や五目ずし等をお供えしたりもします 春には牡丹餅・秋にはおはぎもお供えしましょう。   ~彼岸団子の作り方~ ・粉をふるいよ良く混ぜ合わせます。 ・熱湯をかけてかき回し、ちょうど良い耳たぶくらいの堅さにします ・30分ほど蓋をして置きます ・小豆を煮てあんを作ります(作り方割愛) ・粉をあわせ、小さくちぎり、中に餡を詰め、丸く団子にして蒸し器で蒸します。 ※ 市販の餡をご使用ください。   「牡丹」の季節である春の彼岸には「ぼたもち」と。 「萩」の季節である秋の彼岸には「おはぎ」と呼ぶそうです。   また、お寺では中日(春分・秋分)の日を中心に彼岸会(ひがんえ)という法要が営まれています。 お墓参りを兼ねて、家族揃って仏様への礼拝、お寺参りを行うのも良いかと思います。 是非、墓前にて近況報告やご相談をしてみてください。   彼岸の一週間は、お墓参りをしたり御先祖供養をしたりするだけの行事ではありません。 生活や仕事に流されてしまいがちだと思いますが、自分自身を振り返り、反省してみたり、両親・友人に感謝をして過ごしてみてはいかがでしょうか。     彼岸をお迎えの際は、線香・ろうそくはもちろん、数珠や各仏具も中野ブロードウェイ1Fあすなろ葬祭にてお買い求めになれます。また、中野区内の方であれば配達お届けもいたしております。 線香・ろうそく、数珠や各仏具のご購入、ご相談は03-5318-2876へお願いします。

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