中野区終活相談員Nからの終活ニュース:ドライアイスで二酸化炭素中毒

皆様こんにちは。中野区終活相談員Nです。
今回は最近話題のニュースから。
「ひつぎのドライアイス 二酸化炭素中毒のおそれ 死亡事故も・・・」
んんん!こんな記事を最近NHKのネットニュースで目にしました。東スポさん的な見出しにビックリでしたが、スマホでクリックしてみると消費者庁発信の情報源のようです。
 
記事をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、お棺に入れるご遺体保冷用のドライアイスが気化した二酸化炭素を吸い込んで、中毒を起こして死亡したという事故が、令和二年から三年の間に全国で3件起こっているというニュースでした。
 
状況は棺の窓を開けた状態で、棺の近くで倒れていた・・・棺に顔を入れた状態で意識を失っていた・・・一人で寝ずの番をしていて、棺の中の故人に話しかけていて事故が起こったとのことでした。
 
 
このニュースの見出しには『な〜にぃ〜!?』となりましたが、記事を読んでいると『あぁ、たしかに〜!』になっていきました。
なぜならわたし自身も何度か『あの世』に行きかけたことが確かにあったからです。
 
葬儀を受注して故人様にドライアイスを充てる、受注すると必ず行う行程なのですが、ドライアイスを充てる為にはまず、ドライアイスの販売会社へ行って購入します。それから故人様の安置場所(自宅や安置施設)へ行ってドライアイスを充てます。
ドライアイスは気化(溶けて無くなる)しますので、在庫は持ちません。我が社の半径1キロメートル以内の販売所に、必要なときに必要な数だけ取りに行きます。販売会社はもちろん、365日24時間営業です。
ここ最近は暑い日が続いたので、一回あたりに充てるドライアイスの量も多めにしています。
軽自動車で販売会社へ取りに行き、そのまま故人様が安置されている場所へ直行!となるのですが、ある日現地へ向かって運転している途中に、急に呼吸が苦しくなり頭痛やめまいがしてきました・・・
最近血圧が高いし、体重もマシマシ状態で、『ん!お迎えか?シャレにならん…』と不安な気持ちでいっぱいになりました。呼吸が苦しいので、とりあえず外気を吸おうと車の窓を開けた途端、すーっと悪い状態がどこかへ流れていきました。
この時は、昼間で外気は40度近く、狭い軽自動車で窓は閉めて密閉状態、ドライアイス30キロと私で『部屋とワイシャツと私』ではなく、『狭い軽とドライアイスと私』状態でした。
 
ちなみにですが、成人を一日衛生的に保つ為に必要なドライアイスの量は10キロで、茶色い煉瓦ブロック4つ分位の大きさです。私が行きかけたときは、30キロで煉瓦12個分積んで30分くらい密閉しておりました…
 
二酸化炭素中毒は、空気中の二酸化炭素を大量に吸い込むことでなるもので、私たちは呼吸をして酸素を取り込み二酸化炭素を排出するのですが、空気中の二酸化炭素濃度が高いと、人体から排出できなくなり中毒症状、そして死へ…となります。
 
通常の空気は二酸化炭素0.04%程度で、3%を超えると呼吸困難やめまい、10%を超えると激しい頭痛やふるえなどが起き、5分から10分で気を失うそうです。また、30%超えになるとソク意識がなくなるみたいですね。怖いですねぇ〜
 
もしもの事が起きて、故人様を自宅にお寝かせしたときに「お線香やろうそくで火事にならないように」とお客様へお声掛けしていましたが、「ドライアイスで二酸化炭素中毒の恐れがある」こともお伝えしなくてはと思いました。
火の元に注意、定期的な空気の入れ換えが必要ですね。

【道案内】中野駅からあすなろ葬祭事務所まで🚶‍♂️

 

こんにちは

 

【あすなろ葬祭事務所】兼【相談サロンあすなろぽうと】は、

今年の3月に中野ブロードウェイ1階から、

中野駅から徒歩1分の中野駅北口ビル3階へと移転をさせていただきました。

 

今回は、JR中野駅北口からあすなろ葬祭新事務所への道順をご説明させていただきます

(寄り道しないように頑張ります)

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①まずはJR中野駅の北口改札を出ていただき

 

②正面に、サブカルの聖地「中野ブロードウェイ」へ続く商店街、

「中野サンモール商店街」入り口が見えますので、そのまま商店街へお入りください

 

③少し進むとなんだか美味しそうな匂いがしてきます、、、

 右手を見ると弁当屋さんの「わしや」さんと「銀だこ」さんがあります!

 

④「わしや」さんと「銀だこ」さんの美味しそうな匂いに釣られながら、

間の路地を入っていただき

 

⑤左手にあるセブンイレブンさんを越すまで直進してください

 

⑥すると、十字路正面に、1階がマッサージの「ラフィネ」さんが入っているビルが見えます。

その3階があすなろ葬祭事務所になります。

見上げていただくとあすなろ葬祭の看板とバルコニーが見えます。

入り口は十字路を左手に曲がっていただき、、、

惜しまれながらも閉店された、老舗バー「ブリック」さんの向かいにございます

 

入り口には、先日頑張って作った大きなネイティブフラワーのスワッグを飾りましたので、

こちらを目印にいらしてください。

 

 

事務所3階へは階段でいらしていただく様になっております、

スタッフが外出しており、不在の場合もございますので

階段を上がる前に、一度インターホンを鳴らしていただければと思います。

 

 

中野はとても元気な街です。

駅前やサンモール商店街はとても賑わっておりますので

人波にお気をつけて、

また、感染症対策もお忘れないよういらしてください。

 

 

お顔を合わせてのお話は、ご紹介させていただいたあすなろ葬祭の事務所や、

西武新宿線の新井薬師前駅徒歩3分にございます、

あすなろ葬祭の斎場くみん斎場中野新井薬師前でも、

お話ししやすい喫茶店やご自宅、どちらでもお伺いいたしますので、まずはお気軽にお電話ください。

 

 

 

 

 

 

 

はなしをきく葬儀社 あすなろ企画株式会社

【あすなろ葬祭】

 

164-0001

東京都中野区中野5-61-3 中野駅北口ビル3F

 

TEL03-5318-2876

FAX03-5318-2890 

 

 

はつもの芍薬

はつもの、芍薬(しゃくやく)を市場から仕入れてきました。今度の葬儀ではピンクの花で祭壇を作って欲しいと要望があったので、この芍薬を使おうと思っています。

今は倉庫で開花の調整をしています。

撮影協力:11月12日フジテレビ放送の『ノンストップ』を見て思ったこと

11月12日フジテレビ放送の『ノンストップ』、司会はバナナマン設楽さんゲストに博多大吉・神田うの・風見しんごが出演する朝の情報番組のコーナー『あなたの知らないセケン』で、《急増する直葬の落とし穴…お寺の住職が激怒!?》という特集が放映されたのですが、少しだけ当社が撮影協力をしました。

《急増する直葬の落とし穴…お寺の住職が激怒!?》の内容は、前編《世間では葬儀の行い方が多様化されていて、葬儀のやり方として直葬を選択する人が増えている。》→中編《直葬が増える中、トラブルが起こりやすい…①菩提寺に報告することなく葬儀(直葬)を終わらせる。②親族から呼ばれなかった…お別れがしたかった…とクレームがあるそうだ。③普通の葬儀を行わなかったことへの後悔》→後編《直葬を行う方が悔いの残らないようにゆっくりお別れが出来る安置スペース等の最新葬儀事情の紹介》という構成でした。

当社は前編の《世間では葬儀の行い方が多様化されていて、葬儀のやり方として直葬を選択する人が増えている。》で、11月10日にサンプラザで行った終活見学相談会の全体的な模様と、私が来場者に説明している姿が映ったのと、終活見学相談会に来場されていた方が最近の葬儀事情についてインタビューされていました。

コーナーのメインテーマ《急増する直葬の落とし穴…お寺の住職が激怒!?》の中に直葬という言葉があるが、この言葉の意味は、通夜や葬儀を行わずに火葬だけを行うことで、亡くなって病院から直接火葬場に向かう事が語源になっています。

あくまでも私のイメージですが、テレビ番組というのは、その時々によって否定派になったり、肯定派になったりするものですが、今回の番組の主軸は、やや直葬否定派なのかなという印象がありました。

その理由として、番組中編で《直葬が増える中、トラブルが起こりやすい…①菩提寺に報告することなく葬儀(直葬)を終わらせる。②親族から呼ばれなかった…お別れがしたかった…とクレームがあるそうだ。③普通の葬儀を行わなかったことへの後悔》という紹介があったのだが、葬儀社や宗教者が多様化していく葬儀の種類をしっかり説明して、メリットデメリットを明確にしていればトラブルが起こる可能性もグッと低くなります。

番組の中で直葬のトラブルを説明しているたびに、神田うのが気難しそうに眉間にしわを寄せている表情に、ちょっと嫌悪感を抱きました。

直葬否定よりの番組でしたが、番組としてフォローをして欲しかったのは、直葬を行って満足している方もいるので、そういった方の声も紹介したほうが良かったのではないかと思いました。

また、必然的に?直葬を選択する条件の方もいらっしゃいます。例えば身寄りがいない方や、親族に高齢者が多く参列が困難な方、経済的に葬儀を出すのが困難な方や、アンチ宗教&葬儀の方などなど…

葬儀の役割、意味は、物理的処理(火葬)・社会的処理(親族含め親交のあった方とのお別れ)・精神的処理(葬儀を行うことで故人と精神的決別が出来る)です、また遺された子孫にマナーを伝承したり、宗教儀礼を学んだり、家族の絆を再確認する場でもあります。

直葬の場合は、葬儀の役割や意味を全てフォロー出来ないかもしれませんが、直葬のメリットデメリットをしっかりと把握しておくことによって、普通に葬儀を出すことより、納得のいく葬儀を出すことが出来るかもしれません。

テレビに映る自分の姿を見て改めてダイエットをしなければ…と思いました。

【スタッフのコラム】御霊前と御佛前、何が違うのか?

みなさんこんにちは。 毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 本日は、お香典でよく目にする表書きの「御霊前」と「御佛前」の違いについてお話ししたいと思います。 宗派の違いや、神式と仏式でも使い方が異なる場合がありますので、そちらも併せてお話いたします。  

 ▼御霊前と御佛前の違い

まず、二つの言葉の意味をご説明します。 御霊前は、故人さまの御霊(みたま)の前、  御佛(仏)前は、故人さまが成仏した仏様の前、という意味です。 ※仏は略字です。佛が使われている場合が多いです。   故人さまが亡くなったその日から、故人さまは霊となり旅をします。 長く苦しい旅(閻魔大王さまをはじめとする十王さまたちに生前の行いに対しての裁きを受けるので苦しい旅です)をつづけ、 四十九日後に成仏し、仏様になると言われています。 ですので、霊の期間(亡くなった日~亡くなって四十九日まで)が「御霊前」 成仏して天国に旅立った時(亡くなって四十九日以降~)が「御佛前」という考えになります。   ※ちなみに「十王さま」とは、地獄で審判を下す裁判官的な仏さまのことです。   お通夜や告別式は、亡くなられて3日~1週間、お待ちになる方でも10日ほどで行われることが多いです。 この期間は、上記の霊の期間に当たりますので、参列される方は「御霊前」と書かれた不祝儀袋を用い、ご遺族にお渡しするのがよろしいかと思います。 ただ、宗派によっては「御霊前」がマナー違反になる場合もあります。 (マナー違反という書き方をしましたが、亡くなった方の宗派をご存じの方は少ないですよね…難しいので、葬儀に参列される時は御霊前と御佛前の両方のお香典袋を用意しておくとよいかもしれません)  

 ▼「御霊前」を用いない宗派とは?

浄土真宗は、「御霊前」を用いません。 なぜなら、真宗の教えは、「人は亡くなったらすぐに成仏して仏さまになる」というものだからです。 霊でいる期間がなく、すぐ成仏して天国へ行けるという考えなのですね。 なので「御霊前」は用いないということになります。 浄土真宗の宗派のご葬儀に参列される際には、「御佛前」の香典袋をおすすめします。  

▼神式・キリスト式の場合

神式は、蓮の花の絵が描いていないものを使用します。 表書きは「御神前」「御榊料」「御玉串料」「御供物料」と書くのが一般的です。 「玉串」とは、仏式の葬儀で「焼香」にあたる、「玉串奉奠」の際に祭壇に手向ける榊のことを指します。   玉串 ↑これが玉串です。   キリスト式は「御花料」や「御ミサ料」(カトリックの場合のみ)と書くのが一般的です。 キリスト式は、カトリックとプロテスタントの2つに分かれています。   カトリックの葬儀は、聖書の朗読や、神父さまの説教を行う「言葉の典礼」、祭壇にパンやブドウ酒を捧げる「感謝の典礼」からなるミサが中心になります。   一方プロテスタントの葬儀は、神に感謝し、遺族を慰めるために行われ、故人ではなく神に捧げる祈りが中心となります。聖書の朗読、讃美歌の斉唱、牧師の説教などが行われます。   ミサという言葉はカトリックでしか使用しないので、「御ミサ料」はカトリックの式の場合のみ使われるということです。   「御霊前」は宗派を問わないので、神式・キリスト式でも使うことができます。 「御霊前」は、とても便利ですね。  

 ▼無宗教葬の場合

無宗教葬の場合は、「御花料」と書くことが多いのですが、 無宗教葬のお香典の表書きは特に決まりがないので、「御霊前」「御香典」でもよいと思います。   いかがでしたか?今後のご参考にしていただければ幸いです。 あすなろ葬祭 中野ブロードウェイ1F あすなろぽうとでは、香典袋の表書きの書き方や、葬儀に参列した時の作法が宗派ごとにわかる小冊子「仏事のマナー」を無料でお配りしております。 仏事のマナー1  仏事のマナー2 店頭相談や、仏具をお求めなどでお立ち寄りの際には、ぜひお持ちください。 ご郵送もできますので、お気軽にお申し付け下さい。   次回は、最近話題の「一日葬」についてお話しします。    

【スタッフのコラム】都内23区で火葬を執り行うにはどれ位の費用が掛るのか?料金には何が含まれているのか?

みなさんこんにちは。 本日は、火葬についてお話しようと思います。
火葬は、現在の日本において、ごく一般的なご遺体の処理方法となっています。
それは *衛生上、土葬が出来ないといった問題  *宗教観の薄れで埋葬の方法にこだわりがない方が多くなってきていること  *火葬がごく一般的なもの・普遍的なものとして日本で受け入れられてきているから ・・・というのが理由としてあげられます。 火葬は、仏教と共に日本に伝わったと言われていて、その理由はお釈迦様が火葬されたことにちなんでいるそうです。  

みなさん、故人さまを火葬するときは、どこにお連れするかご存じですか? そうです。「火葬場」にお連れいたします。

当社は、本社が東京都中野区にあるため、都内の火葬場に行くことが多いです。 都内の火葬場はどれくらいあるのでしょうか。ご紹介いたします。

民営の火葬場 ●落合斎場(新宿区) ●堀ノ内斎場(杉並区) ●代々幡斎場(渋谷区) ●町屋斎場(荒川区) ●桐ケ谷斎場(品川区) ●四ツ木斎場(葛飾区) ●戸田葬祭場(板橋区) ●日華斎場 多摩葬祭場(府中市)

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市営・都営の火葬場 ●瑞江斎場(都営 江戸川区にあります) ●臨海斎場(複数の区での公営 大田区にあります) ●青梅市民斎場(市営 青梅市) ●立川市斎場(複数の市での公営 立川市にあります) ●八王子斎場(八王子市) ●日野市営火葬場(日野市) ●府中の森市民聖苑(府中市)

上記、挙げてみましたが、住所が東京都というくくりづけをするとまだたくさんあります。 23区内の方は民営の斎場を利用される方が多いです。 市営、公営はその市や区に在住している方が優先的に利用できるような制度になっているため、別の区の方が利用するには何日も待つといったケースがあります。その場合も民営を利用されることが多いです。  

一般的には、式場で葬儀をした後に火葬場へ車両等で移動して火葬を行う流れですが、 民営の斎場は、火葬場と式場が併設されているところがほとんどです。 葬儀もその斎場で行えば、式場から火葬場までの移動が少なくて済むといった利点があります。

  しかし近年では、葬儀に関して時代の流れと共にその内容も大きく変化してきています。 通夜・告別式の儀式は行わず、火葬のみをとり行う「直葬」(ちょくそう、じきそう)が多くなってきているのも、時代の変化によるものなのだと考えています。  

今回、火葬についてお話したのは、「都内23区で火葬をとり行うにはどれ位の費用が掛るのか?料金に何が含まれているのか?」をご説明したかったからです。

火葬のみをとり行う直葬はとても多くなってきています。火葬のみを行うには、何が必要なのか?当社の火葬プランをご紹介したいと思います。

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* あすなろ葬祭 火葬プラン落合斎場・堀ノ内斎場・代々幡斎場等の都内の民営火葬場式場にて、1日ご安置します。 ・その後、親族5名様で火葬のみを行います。 ・火葬プランとは、通夜・告別式を行わない、火葬場にて火葬のみを執り行うことです。

 

◆火葬プランのセットに含まれている、絶対必要!なものお棺…(桐八分というお棺。木でできているシンプルな棺です) ・寝台車…(洋型のクラウン車です。お迎え先からご安置までの移動距離が10kmの範囲です) ・ご納棺運営スタッフ…(お棺へご納棺、宗派により旅支度まで行います) ・防水シーツ…(搬送時にお包みするシーツです。そのままお棺にご納棺いたします) ・ドライアイス10kg…(1日1回、お身体の損傷を防ぐために綿で巻いたドライアイスをおつけいたします) ・一般保棺料…(1日分です。火葬場の霊安室にご安置いたします) ・火葬料…(都内民営火葬場の最上等という火葬炉です) ・収骨容器…(白磁の骨壺、白の覆いです) ・出棺用花束…(キレイなお花を手向けさせていただきます) ・葬儀運営スタッフ…(1名付きます。ご案内などさせていただきます) ・事務手続き代行…(役所への届けや火葬場の手続きなどを代行いたします) ・企画管理料…(お見積りの作成、プラン構成などです)

 

上記が、当社の火葬プランに含まれている内容です。 これさえあれば、火葬を行うことができます。このプランが23万円(税別)です。

  インターネットで葬儀社さんを検索すると、同じ内容のプランでも、当社よりもはるかに安い金額が記載されていて、わたしは「こんなに安くできるの?」と疑問をいだきました。検索しては、あやしいなあ…と思っています。   葬儀は、何十回、何百回と体験するものではありません。   ですので、葬儀費用の相場は、なかなかピンと来ないと思います。ただ、「こんなに安いの?!」と思う価格表記をしている葬儀社さんに関しては、火葬費用が別途かかるなどの追加費用を請求されたりする可能性もあるので、ご注意下さい。 同じ火葬プランでも、いくつかの葬儀社さんと直接お話しをしたり、お見積りを出してもらったりして価格や内容を比べてみるといいかもしれません。 当社もよく、「本当に23万+税で火葬できるの?」というお問い合わせをいただきます。

答えは、「できます」です。

ただ、上記の通り、民営斎場でご安置が1日、親族が5名様という想定のプランニングですので、友引や火葬場の空き状況によりご安置日数が増える場合いらっしゃるご親族が増えて火葬中の待ち時間の控え室もおさえないといけない場合は、23万+税とは別に費用が追加になります。

 

また、火葬炉の前だけでもお寺さんを呼んでお経をあげてほしい、といったご要望や お棺の中をお花でいっぱいにしてから出棺したい、遺影写真を作りたい、などといったことも別に費用が追加になります。

お別れちぎり花  

亡くなられた方とのお別れを惜しみつつ、でも時間や費用を圧縮せざるを得ない方もいらっしゃると思います。そういった方に「あすなろ葬祭 火葬プラン」をご提案しております。

他にもご希望などありましたら、なんでもご相談下さい。   当社は中野ブロードウェイ1階に、無料相談サロンを設けております。 お見積りの作成は無料で何度でもいたしますので、お気軽にお越し下さい。   次回は、「御霊前と御佛前とは何がちがうのか?」についてお話しいたします。

【スタッフのコラム】和ろうそくを知る

みなさんこんにちは。 本日は、和ろうそくについてのお話です。和ろうそくって、一体なんでしょうか? 洋ろうそくとの違いや、仏事ではどのように使用されているのか、お話しいたします。  

◆和ろうそくと洋ろうそく

日本には、大きくわけて2種類のろうそくがあります。 洋ろうそく和ろうそくです。   洋ろうそくは、芯が糸芯、ろうが鉱物油でできています。 和ろうそくは、芯が和紙とイグサでできた灯芯、ろうが植物油でできています。   大きな違いは、素材にあります。 和ろうそくは、ろうも芯も植物からできていることから、環境や人にやさしいイメージを持ちませんか?   ※鉱物油とは、石油や天然ガスなどの地下資源からとられた、不純物を含む混合物の総称です。  

◆和ろうそくの特徴

和ろうそくのろうは、植物からできているので、火をつけた時に出る煤(すす)がさらりとしていて、 油煙も少なく、ろうがダラダラたれにくいことが大きな特徴です。 そのため、家の中で使用しても、仏壇や家具を傷めにくいと言われています。   それに比べて洋ろうそくは、煤もドロドロしていて油煙も多く、仏壇を傷めやすいようです。 ろうそくの使用頻度にもよりますが、金箔仏壇の場合、和ろうそくを使用した方が、金箔の寿命が5~10年 長持ちするという話もあります。   和ろうそくは洋ろうそくに比べて値段は高めですが、仏壇のもちも考えて長い目で見ると 和ろうそくを使った方が経済的と言えるかもしれません。   また、和ろうそくは芯が空洞になっていて、空気が絶えずろうそくのお尻の部分から供給されるので 炎が消えにくく、芯から空気が流れ出ることで、ろうそくの炎が揺れて、荘厳な雰囲気をかもしだすのが 特徴です。芯から空気が供給されることで、洋ろうそくに比べて中心部分の炎が明るくなるのも 特徴のひとつです。 炎Ⅱ    

◆和ろうそくの素材を詳しく

上記でご説明しました通り、和ろうそくと洋ろうそくは「芯」と「ろう」が違います。 一般的に和ろうそくの芯は「和紙」、洋ろうそくの芯は「糸」と区別されています。   和ろうそくの芯は、棒に和紙を巻き付けてろうで固めたもです。 和紙でできた芯は、ろうをしっかりと吸い上げます。 さらに和紙の上からイグサの茎を巻き付けることもあります。 そうすることで芯が太くなり、炎も大きく上に伸びるのです。 イグサは別名「燈心草」とも呼ばれています。 油で明かりを採っていた時代に、イグサの茎が燈芯に使われていたことからこの名前がつきました。   和ろうそくのろうは、植物性の油脂を使用します。 ハゼの実からとった油脂や、大豆から作ったソイワックス、お米の糠を使った糠蝋(ぬかろう)、ハチの巣から取り出した蜜蝋(みつろう)などが使われています。   洋ろうそくのろうは、石油から作った化学性の油が使用されています。 この油はパラフィンと呼ばれていて、石油から分離された半透明の個体です。 クレヨンやベビーオイル、マッチに用いられます。   ※ハゼの実は、ハゼノキからとれる果実で、ろうを取る目的で琉球王国の時代に本州に持ち込まれた日本にしかない植物です。それまでウルシからろうを取っていましたが、ハゼの実の実用性が高く、主原料がウルシからハゼに切り替えられたそうです。 ハゼの実はとても貴重で、ハゼの実から採った油脂だけで作られたろうそくは最も高級と言われています。 warouzai 当社あすなろ葬祭では高澤ろうそくさんの和ろうそくを多数取り扱っております。  

◆和ろうそくの色と形

和ろうそくの形は2種類あります。 棒型とイカリ型です。 色は朱色と白色(クリーム色)が基本です。絵ろうそくは描く絵柄に合わせて地の色が黒や青に色付けされているものもあります。 bouikari 棒型の和ろうそく(写真左)は、上から下までの太さがあまり変わらないタイプです。 イカリ型の和ろうそく(写真右)は、下が細く、上の方が広がっているタイプです。 和ろうそくを仏事で使用する際には、宗派によって用いる形が異なります。   浄土真宗や浄土宗の寺院→イカリ型 禅宗(臨済宗や曹洞宗)の寺院→棒型 決して決まり事があるわけではありませんが、このような傾向にあります。   お寺さまによって、使用するろうそくの形に指定があるなど様々ですので、 法要でろうそくの準備をする機会がありましたら、お寺さまに確認してみるとよいと思います。   和ろうそくは、当社あすなろ葬祭 中野ブロードウェイ あすなろぽうとでも販売しております。 職人さんが一本一本手描きで季節を表現した「季節の絵ろうそく」や 菜の花を原料にした「菜の花ろうそく」など、お仏壇を鮮やかに彩り、あたたかみのあるろうそくを取り扱っております。 どうぞ中野ブロードウェイ・あすなろぽうとまでお気軽にお越しください。   次回は、当社あすなろ葬祭の「火葬プラン」のご説明と、都内23区内で火葬のみをとり行うには・・・についてお話しいたします。

【スタッフのコラム】お盆の時期と行事

みなさん、こんにちは。 今回もお盆に関するお話です。 わたしの田舎は北関東ですが、お盆の時期といえば8月13日~16日です。 東京に来て初めて、7月にお盆を迎える地域があることを知りました。 なぜ、地域によって時期に違いがあるのか、調べてみました。  

◆お盆の期間 7月と8月のワケ

お盆の期間は地域によってさまざまです。 東京では7月13日から7月16日、その他の地方では8月13日から8月16日に行われ、 8月のお盆のことを旧盆、または月遅れのお盆といいます。 明治以前は、日本のどの地方でも旧暦の7月15日を中心に、 13日に迎え盆、16日に送り盆を行っていました。 しかし今では、8月15日を中心にお盆の行事をする地方が多くなりました。 obon003 これは、明治になって新暦が採用され、7月15日では、当時国民の8割を占めていた 農家の人たちにとって、最も忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからです。 それでお盆をひと月遅らせ、ゆっくりと先祖の供養ができるようにしたのです。 その名残が現在も続いているため、地方のお盆は8月なんですね。   bon-odori お盆の時期といえば、お祭りで盆踊りを踊るのが一般的ですね。 なぜ、盆踊りを踊るのでしょうか。こちらも調べてみました。

 ◆盆踊り お盆との関係は?

盆踊りは、お盆に帰ってきた祖先の霊を迎え、送るための念仏踊りとして踊られていた宗教行事でした。 誰もが参加でき、祖先への想いを込め供養するための踊りだったため、今でも覆面やお面を付けて 踊るところがあります。 現在では宗教色が薄れ、日本全国で行事やイベントとして踊られています。 西馬音内盆踊り(秋田)、郡上八幡盆踊り(岐阜)、阿波踊り(徳島)は、日本三大盆踊りとして有名です。 最近は楽曲も様々で、アニメ・ドラえもんの「ドラえもん音頭」や、 有名なアーティスト・ホワイトベリーの「夏祭り」など、J-POPに合わせて踊られることも増えて来ましたが 本来はお盆に踊られる供養のための踊りだったのです。   次回は、和ろうそくについてお話したいと思います。

【スタッフのコラム】盆提灯のあれこれ

みなさん、こんにちは。 前回に引き続き、今回もお盆についてのお話です。 今回は、盆提灯についてご紹介したいと思います。 boncho1    

 ◆盆提灯とは

13日の夕方か夜、菩提寺とお墓にお参りし、ご先祖様をお迎えにあがります。 その時に大切なものが、迎え火・送り火の役目を果たす「盆提灯」です。 先祖や故人の霊が迷わず帰ってこられるように目印として飾ります。 また盆提灯は、故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものでもあります。 盆提灯は故人へのお供えものとして最高のものとされているため、 親戚や故人と親しかった方は、盆提灯を贈られることが多いようです。 いただいた盆提灯は、精霊棚や仏壇の前に飾り、お盆を迎える準備を整えます。 盆提灯は、宗派による違いはありません。 どの宗派でも盆提灯を飾りますが、地域の慣習によって盆提灯の種類が少し異なる場合があります。  

◆盆提灯を飾る時期

盆提灯は送り火・迎え火の大事な役割があるので、7月(8月)13日までに用意をします。 実際に盆提灯を飾る時期は、お盆の月の7月(8月)に入った早い時期から飾りはじめても問題ありません。  

 ◆盆提灯の贈り方

盆提灯を贈る時は、絵が描いてあるものを贈るのが一般的です。 盆提灯は一対で贈るのが正式ですが、予算の都合などもありますので必ずしも一対でなくても構いません。 また、飾るスペースのことも考えて贈ると良いと思います。 近年では贈る相手の住宅事情に合わせて、小さくても良いものを選ぶ、という傾向もあります。 のし紙をかけて贈る場合の表書きは、「御佛前」とするのが一般的ですが、関西では「御供」とするところも あります。  

◆盆提灯の種類

家に飾る盆提灯には、上から吊るすタイプと下に置くタイプの2種類があります。 盆提灯の役割としては、どちらも同じ意味があります。 盆提灯には家に飾るもの以外に、手に持つタイプのお迎え提灯といわれるものがあります。 これはお墓に先祖の霊を迎えにいくときに使用するものです。   boncho3 吊るすタイプの盆提灯には、御所提灯(ごしょちょうちん)、御殿丸(ごてんまる)、住吉などがあります。 代表的なものは御所提灯で、岐阜提灯(ぎふちょうちん)ともいわれます。 岐阜県特産の美濃和紙を使用して作られたことから、この名前がつきました。 火袋の素材(和紙、絹)や口輪の素材(木、プラスチック、紙)等、素材もそれぞれ異なり、 素材によって値段も変わります。新盆用の白提灯も、御所提灯の一種です。     boncho2 置くタイプの盆提灯には、廻転行灯(かいてんあんどん)と 銘木行灯、大内行灯(おおうちあんどん)が代表的なものとしてあります。 廻転行灯は、明かりを灯すと、くるくると絵柄が回る行灯です。 廻転行灯には、棚の上に飾れる霊前灯という小さいサイズのものもあります。  

◆新盆用の盆提灯

故人が亡くなって四十九日の後、つまり忌明けの後に初めて迎えるお盆を 新盆(にいぼん・しんぼん)といいます。 新盆の家では、初めて帰ってくる故人の霊が迷わないための目印として、 新盆用の白提灯を、玄関や部屋の窓際、仏壇の前などに吊るします。 boncho4 新盆用の白提灯はひとつあればよいです。 新盆用は清浄無垢の白で故人の霊を迎えるため、白木で作られた白紋天の提灯が一般的です。 新盆用の白提灯はローソクの火をともせるようになっていますが、危ないので火を入れず、お飾りするだけで迎え火とする場合も多いようです。 新盆用の白提灯を飾るのは新盆の時だけで、お盆が終わったら燃やして処分します。 処分の方法は、以前は送り火で燃やしたり、自宅の庭でお焚き上げしたり、菩提寺に持って行き処分してもらいました。 しかし最近は、火袋に少しだけ火を入れて燃やし(形だけお焚き上げをして)、鎮火を確認してから新聞紙などに包んでゴミとして処分することが多くなっています。  

 ◆送り火・迎え火

ご先祖様の霊をお迎えするのが迎え火、送るのが送り火です。 迎え火は先祖が帰ってくるときの目印になり、 送り火はわたしたちがしっかりと見送っているという証になります。 迎え火は家や玄関で行う場合もあれば、お墓で行う地域もあるなど、その形態は様々。 浄土真宗では宗派の教えとして、故人はすべて天国にいると考えるため、迎え火・送り火は行いません。 霊をお迎えする習慣はありませんが、お盆の間は盆提灯を飾り、仏様とご先祖様に感謝をささげます。 bon2   次回は、お盆の時期や、お盆に関する行事等のお話をしたいと思います。

【スタッフのコラム】お盆の由来と精霊棚

みなさん、こんにちは。 じめじめとした日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 突然ですがみなさん、お盆の準備は進んでいますか? 今日は、時期も近いということもありまして、お盆についてご紹介させていただきます。   蓮の花      

◆お盆の由来

わたしは、仏教行事のお盆は、お釈迦様の弟子が、自分のお母さんが地獄のように苦しい世界に堕ち、 自分がよい行いをすることでお母さんが救われた、というお話がはじまりであると解釈しています。   これは仏教の経典に載っているお話です。 <お釈迦様の一番弟子が、ある時自分の亡き母が地獄に堕ち、飢えと渇きに苦しんでいることを知ります。 弟子はどうしたら母を救えるか、お釈迦様に相談しました。 するとお釈迦様は 『たくさんのよい行いをすれば母は救われる』 と弟子に言いました。 弟子は夏の修行期間があける、7月15日に多くの人々と、食べ物や飲み物を分かち合いました。 すると、そのよい行いによって、母親は天国へ行くことができました。>   このお話と、先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共に限られた時間を過ごし、 再びあの世に帰っていく、という日本古来の信仰が混ざってできた行事がお盆です。   お盆は、東京では7月13日から16日その他の地方では8月13日から16日に行われます。 8月のお盆のことを旧盆、または月遅れのお盆といいます。 13日に迎え火で先祖や故人の霊をお迎えし、16日に送り火でお見送りします。  

◆精霊棚(しょうりょうだな)とお供えもの

多くの地方では、ご先祖様の霊を迎える精霊棚を7月(8月)13日の朝作ります。 精霊棚は盆棚とも言われ、位牌を置き、食べ物やお水をお供えする棚です。 精霊棚にはどのようなものをお供えすればいいのでしょうか? その内容について解説いたします。   kyuritonasu    

▼ナスの牛、キュウリの馬

よく見かけるこの2つですが、これはご先祖様が、馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、 帰りは牛に乗ってゆっくりあの世へ戻っていくようにと願いを込めたものと言われています。 また、先祖の霊が馬に乗り、荷物を牛に乗せて楽に行き来できるようにとも言われています。  

▼真菰のゴザ

お盆の精霊棚には真菰(まこも)のゴザが敷かれます。 真菰は、人の背丈くらいの高さまで育つイネ科の植物で、新芽はマコモダケとして食用されています。 古事記や日本書紀など古い書物にも登場し、薬用成分を含んでいるので、お釈迦様は真菰の敷物に 病人を寝かせ治療したといわれています。 仏事に限らず、神事でも使われているので、真菰は宗教と根深い植物であるといえます。  

▼ほおづき

精霊棚や仏壇にほおづきをぶら下げる地域があります。 ほおづきは足元を照らす赤い灯火の役割があります。 ちなみに漢字で書くと「鬼灯」でほおづきです。 見た目が赤く怪しげである印象から、「鬼灯」と書かれるそうです。  

▼みそはぎ

地域によっては、みそはぎというお花を飾るところもあります。 茎の先に淡い赤紫の花がたくさんついている、夏から秋にかけて咲く植物です。 みそはぎは禊萩と書かれ、「禊」の字からもわかるように、お清めのために使われます。  

▼あか水

地域によって蓮の葉に水を垂らしてお供えしたり、器に入れてお水をお供えします。 この水を閼伽(あか)といいます。 仏教では供養のための水は閼伽と呼ばれ、穢れを払う水とされています。  

▼水の子

夏野菜の代表格、キュウリやナスなどの野菜を細かく切り、洗ったお米や白ごまを混ぜたものを 水の子といいます。こちらは蓮の葉に盛ってお供えします。 お盆に帰ってくるすべての霊にいきわたるようにという思いが込められています。 syouryodanarei     そのほか、夏の野菜や果物、生花、そうめんなど、お供え物は地域によって異なると思いますが、 ご先祖様や故人様が喜ぶもの、生前好きだったものを感謝の気持ちでお選びいただくと、 ご先祖様も故人様も喜んでくださると思います。     次回は、ご先祖様をお迎えお送りする、送り火・迎え火の役割をする 「盆提灯」やお盆にまつわるお話をご紹介したいと思います。

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